与クリティカルダメージの仕組み 05.特効(弱点)について

※すべて個人の見解です。
ブログ版の記事はこちらの記事を短縮・要約・装飾したものです。
また、ここでは
弱点=そのモンスターにとって最も弱い撃1つ
特効=計算に使う撃ごとの倍率
とする。

多くのモンスターでは弱点を突いた場合はそうでない場合の1.5倍のダメージが出る。
このときは、前回プルパで計算したように弱点の特効が1.5・その他の特効が1.0である。

1. 特効が1.0と1.5でない場合があることを確認する。
2. 全撃に弱いモンスター
3. 弱点以外の撃に対して強いモンスター
4. 罠職での与ダメ計算時に特効がかかるタイミングを確認する




1. 特効が1.0と1.5でない場合があることの確認

メグレズ湿原のダブーへの与ダメージ
(ミラクル圭ちゃん・武器:店売り★3)


エウドーレ潤砂林のフリートへの与ダメージ
(火力が低すぎるため別キャラ・武器:課金ビギナーセット)

ダブーの弱点でない場合のダメージを1.5倍すると357となってしまい、特効が1.0と1.5ではないことは明らかである。
フリートで同じように計算すると1234.5となり、こちらも1.0と1.5ではない。

ではいくつなのか。


2. 全撃に弱いモンスター

ダブーに対する先のダメージから想定すると、弱点の特効は1.156と想像できなくもない。
ではダメージ計算で1.156を特効として計算できるか。

ミラクル圭ちゃんのステータスはいつも通り。

ビックリするほど違う。

実はダブーの特効は、斬撃1.3・射撃1.3・魔撃1.5である。
特効を1.3と1.5としてもう一度計算してみる。
まず剣と銃の計算

次に玉の計算
実際の与ダメが算出できた。

メグレズ湿原・タビト湖畔・メイサ洞窟には全撃の特効が1.0より高いモンスターが多い。
おそらく、序盤エリアとして倒しやすくしているものと思われる。
こう考えると、ドゥーペ草原のモブモンスターは軽減率・特効が無い(又は両方1.0)ではなくて軽減率0.5・特効が全撃2.0と考える方が自然かもしれない。


3. 弱点以外の撃に強いモンスター

フリートの特効が1.626でないことは、ノグレーの例で既に想定できると思うので1.626ではもう計算しない。
フリートの特効が、斬撃0.8・射撃0.8・魔撃1.3であることを確認する。

ミラクル圭ちゃんではダメージ量が少なすぎるので、今回は火力極振りのキャラを使う。
※クリティカル威力の表示は1.30だが、以前レポートしたように実際のクリティカル威力はおよそ1.309839である。

2番目の画像のように、与ダメージは剣か銃のとき823玉のとき1338だった。0.8と1.3で計算できるか。
剣と銃のとき特効0.8で計算できた。
玉のとき(1.3)ではどうか。
実際のダメージが算出できた。
サダルスウドのモブモンスターで、フリートの様に特定の撃に強いのはエウドーレ潤砂林以降のエリアに生息するモンスターだけだが、昇級のおつかいで討伐するモンスターなど一部のレアモンスターでは、中盤エリアから存在する。


4. 罠職の与ダメ計算時に特効がかかるタイミング

単職では先の計算式のように、攻撃力(=ステータス分撃値+武器分撃値+スキルの攻撃威力)に特効を乗算した。
2つの撃を参照する罠職では、どのタイミングでかかるのか。

ダメージ計算は、
【攻撃力】×【クリ威力】×【スキル倍率】×【軽減率】×【補正】
で計算しており、特効は上記の【攻撃力】の項に入る。

罠職の【攻撃力】の式は
(A撃 × 0.5 + スキル分) × 特効 + (B撃 × 0.5 + スキル分) × 特効
となっており、撃それぞれを半分にしてスキルの攻撃威力の加算がある場合は加算してから、その撃それぞれに特効を乗算する。
2つの撃を合計し【攻撃力】とする前に撃それぞれ別に乗算しているということ。

レンジャ(店売り★5)でフリートに攻撃したときのダメージ計算をこの計算方法で算出できることを確認する。
※上記しましたがこのキャラクターのクリティカル威力はおよそ1.309839です。

遠距離攻撃(撃値加算先:魔撃)のダメージ想定

近距離攻撃(撃値加算先:斬撃)のダメージ想定

実際の与ダメはどうか。

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