与クリティカルダメージの仕組み 04.罠職の攻撃力について

※すべて個人の見解です。
ブログ版の記事はこちらの記事を短縮・要約・装飾したものです。

通常攻撃の「スキルの攻撃威力(ダメージ)」に該当する値が10、そしてクリティカル威力加算が10(+0.01)、スキル倍率が1.1であることは、これまでのレポートで確認できている。

しかし、罠職の場合では2つの撃を参照するため、撃値や攻撃威力(ダメージ)の加算など「攻撃力」の計算のしかたが変わる。
このページでは通常攻撃を使って以下のことを確認していく。

・対応した撃をそれぞれ0.5した値が基礎攻撃力
・攻撃威力(ダメージ)は+10
・遠距離攻撃時と近距離攻撃時の違いの確認

※いわゆる「何撃依存」はそのスキルの攻撃威力(ダメージ)が「依存」と呼ばれる撃に加算されるがここでは確認しない。
次回から罠職のスキルを使っていくのでそれで確認を兼ねる。
計算方法はこのページで確認する通常攻撃時に「どちらに加算か」と同じ考え方で、スキルの場合は距離でなく初めから加算先が決まっているだけ。


--それぞれ0.5と加算10の確認--

まず、前回軽減率の話で「ドゥーペ草原のレアと軽減率が同じなので飛ばします」としたメラクの森のモブへの与ダメで確認してみる。

ステータスはこちら。
※これまで同様にクリ威力の桁を減らすために補助防具で力14追加、今回は店売りのチェイサを装備しています。
値を整理する。チェイサの攻撃力は射撃×0.5と魔撃×0.5に攻撃威力を加算する。
想定ダメージは222となった。実際のダメージはどうか。

計算通りではあるが念のため条件を変更してもう一度算出してみる。

装備にジェコリングを追加、前回で軽減率の確認ができているフェクダの滝のモブモンスターを敵とする。
メラクのモブとは軽減率が異なる上に射撃も変わった。もう一度値を整理してから計算し直す。
想定ダメージは464だがどうか。
・罠職の基礎攻撃力は、対応した撃それぞれを0.5
・通常攻撃の撃値加算は単職と同じ10
この2点は確認できたと思う。




--攻撃時の距離による違いの確認--

罠職の通常攻撃は、距離によって見た目の攻撃のしかたが違う。
与ダメージも遠距離・近距離で異なる場合が多い。

これの理由が
A. 射撃 * 0.5 + 魔撃 * 0.5 + 10
ではなく、
B. (射撃 * 0.5 + 10) + 魔撃 * 0.5
又は
C. 射撃 * 0.5 + (魔撃 * 0.5 + 10)
であることを確認していく。

先のモンスターには特効が無い又は全撃に等しく弱いため、A、B、Cどの式であっても解は等しくなる。
まずは射撃に弱い敵としてプルパの軽減率と特効を確認する。

■プルパ詳細
軽減率=0.5
特効=斬撃1.0、射撃1.5、魔撃1.0
この値を使って計算できるか。

店売りの★5銃と玉(撃+200)を使った場合を想定する。
値を整理して銃・玉それぞれの想定ダメージを算出
どちらにしても攻撃力は306だが、銃の場合は特効1.5がある。
想定ダメージは、玉のとき183・銃のとき275である。

・軽減率が0.5
・特効は射撃1.5
この2点が確認できた。


罠職の通常攻撃で、器の場合は遠距離が射撃加算、近距離が魔撃加算であることを確認する。

遠距離攻撃のとき380、近距離攻撃のとき377となった。

遠距離攻撃の時には射撃加算、近距離攻撃のときには魔撃加算となるか。
装備品はフェクダのときと同じ。

遠距離攻撃が射撃加算であれば、攻撃威力の10は射撃*0.5に加算し、その後特効1.5を乗算するはずである。

(696 * 0.5 + 10) *1.5 + 196 * 0.5
= 635
攻撃力は456、この値にこれまで通りクリティカル威力等を乗算する。
635 * 1.09 * 1.1 * 0.5
= 380.6825
遠距離攻撃の与ダメージが算出できた。

近距離攻撃ではどうか
696 * 0.5 * 1.5 + (196 * 0.5 + 10)
= 630
攻撃力は630、これまで通りに計算する。
630 * 1.09 * 1.1 * 0.5
= 377.685

チェイサの場合は遠距離攻撃は射撃加算、近距離攻撃は魔撃加算であることが確認できた。
罠職の通常攻撃は距離によって加算先が異なる。

ここで確認しないが、刃では遠:射撃・近:斬撃、盤では遠:魔撃・近:斬撃であり、トラップスキルの与ダメージも同じ計算方法で算出できる。
ただし、スキルの場合では距離は関係なく、スキルツリーの上下でどちらに加算か決まっている。

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