与クリティカルダメージの仕組み 10.新仕様の通常攻撃

ブログ:第10回与クリダメを考える会の補足ページです。

■剣・銃・玉の通常攻撃
→旧仕様と新仕様
→新仕様の算出例

■罠職の通常攻撃
→旧仕様と新仕様
→新仕様での算出例


剣・銃・玉の通常攻撃

一次職(ブレイド・ブラスタ・スフィア)の通常攻撃が2連撃になったが、具体的にどう変化したのか。
結論から言えば
・コンボ数+1
・ダメージ単純分割
であるものと認識した。

これを確認していく。


旧仕様と新仕様の違い

剣銃玉の通常攻撃は誰でも試すことができるのでモーションについては確認しないが、1撃だった旧仕様のときと同じモーションで敵に2撃を与え、コンボも+2となっている。

この2撃が与ダメージとして「1発」なのか「2発」なのかは下の画像で判断して良いのではないか。
まずフィムのHPが64であるにもかかわらず本人には183が2発入っているかのように表示されているが別端末から見ると1発に見える。

そして、ステラセプトの与ダメージはこれまでも
・算出ダメージ値がそのまま表示されるもの
・算出ダメージ値を分割して表示されるもの
があった。
例えばグレイブで言えば、ツイストモードが前者、ピアースモードが後者であり、火力は等しいにも関わらずツイストモードはピアースモードより1発の火力が高いかのように見えている。
また、後者の場合には自キャラクター(発動者)からは分割されたダメージが表示されるが、他者(他端末)から見ると分割前の表示が出る。
つまり他者から見ると、分割タイプだろうがなかろうが同じダメージが表示される。
このことから、剣銃玉での通常攻撃は「分割表示の1発」であると考えてよいのではないか。


新仕様の算出例

これまでも与クリティカルダメージの計算式を
【攻撃力】
【クリティカル威力】
【スキル倍率】
【軽減率】
【補正値】
の乗法で算出してきた。

剣銃玉の通常攻撃がただの「分割されコンボが付いたただけの1発」であれば、同じ式で計算できるはずである。
対フィムでの通常攻撃の与ダメージは1枚目の画像の通り366(183が2つ)である。
この時のステータスが以下(ミラクル圭ちゃん)。
※いつも通り、クリ威力を短くするために運+14盛ってあり、使用武器は店売り★5ブラスタ(射撃+200)
※フィムの特効と軽減率をそれぞれ1.0とする。
※単職の通常攻撃に補正は付与されていない。

--値を整理する--
【攻撃力】
= (296 + 10) × 1.0
= 306

【クリティカル威力】
= 1.08 + 0.01
= 1.09

【スキル倍率】
= 1.1

【軽減率】
= 1.0

--計算する--
与ダメージ
= 306 × 1.09 × 1.1 × 1.0
= 366.894

分割されている183を2回の合計と等しい。


罠職の通常攻撃

通常攻撃にも関わらずPP消費するようになったということで、今までと比較して桁違いの与ダメージがでるようになった。
これの理由が
・攻撃威力が10から100となった
・撃値加算先の全撃化
・サイズ補正+100%の付与
であるものと認識したので確認する。


旧仕様と新仕様

与ダメージが上がる最も大きな要因としては全サイズへのダメージ+100%が通常攻撃にまで付与されたことだが、計算上での最も大きな変化としては、計算式そのものに関わる【攻撃力】の項の計算方法が変わったことにある。
また、通常攻撃の攻撃威力は該当する撃に+10だったが、新仕様では全撃+100になっている。

まず全撃加算化については以下の画像を見てほしい。
プルパの特効が射撃であるため、どちらか片方の撃にしか加算されない今までの仕様では、チェイサでの攻撃では射撃+10となる遠距離攻撃の方が与ダメージが大きかった。
現在は遠距離・近距離どちらでも与ダメージに変わりはない。
全撃加算化したことにより、遠近どちらにせよ魔撃・射撃両方に加算されているものと思われる。

また、トラップスキルの武器変更による火力の違い(何撃依存・何撃加算の話)でも同様で、まだ少数のスキルでしか試していないが、例えばチェイサなら剣に持ち替えようが銃にしようが玉だろうが、敵の特効が同じであれば同じダメージがでる。
※これについて詳しくは後日。

これに補助防具でサイズ補正+5%を付与してみる。
5%の与ダメージ上昇は見られないが、5%付与前の与ダメージから、付与されているとみられる補正分100%を除算、5%を加算してから再度乗算するとどうなるか。
593 / 2.0 × (2.0+0.05)
= 607.825
5%付与したときの実際の与ダメとは1違うが、元々ダメージ表示が小数点以下切り捨てであるための誤差と考えられる。


新仕様での算出例

プルパへのダメージは2つ上の画像の通り593だった。
この時のステータスが以下の画像。
武器は店売り★5チェイサ(射撃+100、魔撃+100)。
※プルパの特効は射撃1.5・魔撃1.0、軽減率は0.5。

計算するにあたって値を整理するが、全撃加算化が影響する【攻撃力】と新しく付与された全サイズ補正が関わる【補正値】の項に注意する。

--値の整理--
【攻撃力】
= (196 ×0.5 + 100) × 1.5 + (196 ×0.5 + 100) × 1.0
= 495

【クリティカル威力】
= 1.08 + 0.01
= 1.09

【スキル倍率】
= 1.1

【軽減率】
= 0.5

【補正値】
= +100%
= 2.0

--算出--
与ダメージ
= 495 × 1.09 × 1.1 × 0.5 × 2.0
= 593.505

罠職の通常攻撃の攻撃威力が100、全撃加算化、サイズ補正+100%が付与されていると考えて間違いではないのではないか。

更に上のサイズ補正+5%を付与した場合の計算を再度してみると
 495 × 1.09 × 1.1 × 0.5 × 2.05
= 608.342...
上の項目でSサイズへのダメージ+5%を付与した際の実際の与ダメージが算出できる。

ちなみに、コンボ数によりサイズ補正値も変動すると思われる。
※これについても詳細はいつか...

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